クイックワンという宝くじがある。
年末ジャンボやロト6等と同じく、全国の都道府県が公式販売している宝くじの一つだ。
一口100円で、当選金は1等100万。
種類がいくつかあって、一口の値段が100円じゃないものや1等1000万のものもある。
最大の特徴は、買った瞬間その場で結果が分かる、というもの。
インターネット上で買えるスクラッチクジといえば想像しやすい。
一応「ゲーム」に挑戦という形になってはいるが、操作は出来ず、画面を見ていることしか出来ない。
ゲームといっても一切操作は出来ないので、結果は恐らく購入時に決まっている。
実態はスクラッチクジと変わらないということ。
ゲームにはいくつか種類があるのだけど、そのどれもがついワクワクしてしまうから困ったもの。
とにかく射幸心を煽る演出が色々あって、ついつい「もう1口・・」と追加購入してしまう。
射幸心を煽ることこの上ない。(私だけかもしれないが)
ついついだらだらと10口買って全滅したあたりで、ふと感じた。
これ、パチンコやスロットに似ているのだ。
もう少しでボーナス!(1等)という憎い演出がいくつか用意されているところが似てる。
それと、ネット上でカードで購入出来るからワンクリックで簡単に購入出来てしまうのだが、
そんな手軽さもちょっと似てる。
さてさて、世の中、楽して稼げるほど甘い話などないのだよ、っと。
そんなことを再確認しつつ、そっと宝くじの公式サイトを閉じた。
ふいに真っ黒なPC画面に写った自分の顔が心なしか寂しそうに見えた。
コメント