どうやら来週は10年に1度の寒波が襲来するらしい。
備えをしっかりして臨みたいところだが、雪が降ろうと槍が降ろうと出勤しなくてはならない。
エッセンシャルワーカーの辛いところ。
と、それは別にいい。
それよりも気になるのは、10年に1度の寒波の「10年に1度」という表現。
10年に1度ってどういう意味なのだろうか。
10年に1度あるかないか。。という意味であれば、頻度の少なさを表しているようにも思えるけど。
でも、この表現で「頻度」だけではなく「強さ」までも表そうとしているような気がする。
10年に1度あるかどうかの頻度の少なさで、かつ、とてつもなく強力な寒波。
それを、「10年に1度の~」と表現しているのだ。
いや、そもそも10年に1度あるかないかの頻度ということは、それだけでも、普段まず起こらない
くらいに極端な状態である、という意味も自然に内包するのか。
普段まず起こりえないほどの状態であるからこそ、10年に1度あるかないか、と表現しているのか。
であるならば、10年に1度という表現は、10年に1度あるかないかというくらいに極端な
状態、かつ、10年に1度発生するかどうかというくらいの低い頻度。
こういうことか。なるほど。
・・と、我ながら生産性のないことを堂々と考える夜。
考えてみれば、我々の過ごす時は、10年に1度どころか、1秒でも10年でも、
一度過ぎたら最後、その時がまた来るということは未来永劫ないのだ。
ふとそんなことに気が付いた。
外はかなりひどい雪。
これでは明日は相当早く起きないと仕事に間に合わない。
10年に1度の寒波よりも、無限年に1度しかない今を大切にしていこう。
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